Cowboy Hats
テンガロンハットとは
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形(シェイプ)と種類

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形(シェイプ)の修整
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形(シェイプ)の修整

フェルトのハットは、スチーム(蒸気)を利用してシェイプを変形することができる。自分好みのシェイプに作り上げることもできるし、長く使っていたり、雨に当ったりして崩れたシェイプを修整することもできる。フェルトは蒸気が当たると柔らかくなり、乾くと元どおり固くなる。これを利用して、柔らかいうちに形を変える。アメリカのハットショップでは、細い筒の先からスチームが出る特殊な機械を持っており、これで狙った場所に局所的にスチームを当てる事ができる。

スチームは、主に曲げる谷の部分に局所的に当てる。スチームを当てると、フェルトは直ぐに柔らかくなる。柔らかくなったら、平らな机を利用して曲げ、しばらくその状態でおく。1分もたたないうちに乾いて元の固さに戻る。これを繰り返しシェイプを作っていく。

日本の家庭ではヤカンやスチームアイロンを利用して形は簡単に変わるが、美しいシェイプを作るのは非常に難しい。指で適当に曲げると指に沿って、ブリムが波打ってしまう。こうなると戻すのに一苦労だ。左右対称にするだけでも大変だ。もし、どうしようもない程形がひどくなった場合、スチームアイロンとアイロン台で一度ブリムの形をまっ平らにし、それから、形を作ると良い。スチームの当て方が不充分で固いうちに曲げると、徐々に繊維がほぐれて硬く戻らなくなってしまうので十分な注意が必要だ。よほど形が余程ひどくなるまで自分ではやらない方がいいだろう。

ストローハットの場合は、ブリムの周囲に張ってあるワイヤーを手で変形することで、ある程度変える事ができる。この時、ストローを一度折ってしまうと二度と元に戻らないので注意して欲しい。フェルトの様に大きく形を変えるのは難しいが、スチームを当てることによって変形する事も可能だ。スチームを当てた後、十分な乾燥が必要。濡らしたりスチームを当てた後、色が変わって元に戻らない場合があるのを注意して欲しい。

ハットシェイプは、非常に技術が要る作業である。プロに頼むのが良いだろう。プロでも技術が低いとリシェイプ後1週間経たないうちに自然と形が崩れてくれるが、ハットの品質が高く、高い技術者の手によると1年経ってもほとんど形が崩れない。ハットは、ハットの品質以上にシェイプ技術が重要である。


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